職場のモラル・ハラスメントをなくす会

モラハラとは 言葉や態度による精神的な暴力・嫌がらせで、繰り返し行われることによって被害者を自殺や精神病に追い込むこともある重大な人権侵害です。
モラハラの加害者はターゲットを孤立させ、問題の原因が加害者側でなく被害者側にあると被害者本人に信じ込ませるので、モラハラの事実は被害者本人にさえ認識されくい構造となっています。このため、被害者がモラハラを打開するためには、まず、自らの状況を客観的に見つめることが必要です。
「職場で自分が受けているのはモラハラではないか?」「自分の被害を誰かに知ってほしい。」「被害を受けているが、どうしてよいか分からない」と悩んでいる方は、一度お電話ください。なお、個人情報が漏れることはありません。

お知らせ

2019年11月16日
当会は、厚生労働省の労働政策審議会雇用環境・均等分科会にて現在検討が進められているパワハラ等の措置義務に関する指針(10月)について抗議し、以下のことを要求します。

 1)「パワーハラスメント」ではなく「ハラスメント」を略称とすること。
 2)「該当しないと考えられる例」は、外すこと。
 3)ハラスメントの定義に関して「労働者の主観に配慮」を入れること(国会の附帯決議を反映させる)。
 4)総合労働相談コーナー(労働基準監督署内に設置)の相談窓口が申請受付窓口にもなるようにすること。申請受付窓口を、窓口開設時間が長いハローワークにも設置すること。

なお、当会は厚生労働省の労働政策審議会雇用環境・均等分科会に対して「意見書」を提出しています。 これは、被害者の声を届けるために作成し、労働政策審議会雇用環境・均等分科会 に届けたものです。 (「意見書」の部分をクリックしてください)
 「意見書」
2018年3月31日
相談員の都合により、18年4月以降の電話相談を第4日曜日午後3時〜午後5時のみになりました。
2016年3月23日
相談員の都合により、17年9月以降の電話相談を第二水曜日午後6時30分〜午後8 時30分の1回に変更します。よろしくお願いします。
2013年6月10日
2013年6月10日(月)午前10時から午後10時まで、全国の弁護士会で 「全国一斉労働相談ホットライン」が実施されます。職場のハラスメントについても相談できます。
詳しくはこちら http://www.nichibenren.or.jp/event/year/2013/130610.html
2012年7月24日
2012年8月4日(土)午後3時から、フランス・ボルドー第4大学のLoic Lerouge先生による講演会「労働におけるストレス、ハラスメント、自殺、過労死の国際比較 - 日本の常識は世界の非常識」(大阪過労死問題連絡会との共催)をおこないます。是非ご参加ください。詳しくはこちら(PDF)
2012年3月3日
3月は自殺対策防止月間です。内閣府で紹介している相談窓口はこちらhttp://www8.cao.go.jp/jisatsutaisaku/link/soudan.html
2011年11月30日
2011年12月17日午後6時30分から、滋賀大学の大和田先生による「モラル・ハラスメント規制の国際的動向」についての学集会(いじめメンタルヘルス労働者支援センター・全国労働安全衛生センター連絡協議会との共催)を予定しています。是非ご参加ください。詳しくはこちら(PDF)
2011年10月31日
第8回職場のいじめ・ハラスメント国際学会が、デンマークのコペンハーゲンで2012年6月13日から15日まで開催されます。詳しくはこちらhttp://bullying2012.com/boxes/download_folder/Info_Bullying_2012_FINAL.pdf/
2010年7月4日
当会では、各政党へ職場のモラル・ハラスメントに関するアンケートを行いました。
政党へのアンケートの目的:国際的に、特にヨーロッパ諸国では職場のモラル・ハラスメント(職場のいじめ・パワーハラスメント)を防止・規制するための法律が整備され、総合的な対策が実施されようとしています。しかし、日本ではこの問題に対する認識はまだまだ低く、このような現状を打開していくためには、行政機関での取組を強化するとともに、立法化が必要であると痛感しています。そこで、今回の参議院選挙に際して、各政党が、職場のモラル・ハラスメント(職場のいじめ・パワーハラスメント)対策に関し、どのような政策や考え方をもっているのかを調査しました。
アンケート集計結果:(PDF)
2009年6月18日
モントリオール国際職場のいじめ学会でのマリー・フランス・イルゴイエンヌさんの講演録を発行しました。ご希望の方はご連絡ください。(PDF)